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椎間板ヘルニアの手術における平均的入院日数について

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ヘルニアといえば病気の名前、というのが一般的なイメージですが、実を言うとこれは正確ではありません。
ヘルニアとは身体の組織が何らかの事情で本来あるべき場所から飛び出してしまっている状態をいいます。
たとえば出べそなどもその1つであり、つまり治療の必要がまったくないケースも存在するわけです。
にもかかわらず病気としてのイメージが強いのは、取りも直さず非常にポピュラーな病名の中にその名が使われているからです。
それが椎間板ヘルニアです。
人間の脊椎は椎骨と呼ばれるブロック状の骨から構成されていますが、この椎骨と椎骨をつなぐ役割を果たしているのが椎間板です。
椎間板は軟骨の一種であり、外側は硬い殻におおわれていますが、内側は髄核というやわらかい組織になっています。
この髄核が外に飛び出してしまい、近くを走っている神経を圧迫する病気が椎間板ヘルニアです。
発症の原因はさまざまですが、その多くは組織の変性つまり簡単に言えば老化です。
また、力仕事などで背骨に負荷がかかることで発症することもあります。

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椎間板ヘルニアの代表的な症状としては、四肢の痛みやしびれがあります。
腰椎に発症した場合は主として足腰に、頸椎に発症した場合は手や首に症状が出ます。
重症化すると歩行や排尿が困難になることもあります。
治療に際しては、保存療法が第一選択となります。
これは、患部を安静にしていればかなりの確率で自然治癒することが分かっているからです。
保存療法でも改善が見られない場合、あるいは日常生活に支障を来すほど症状が重い場合は、外科手術が選択されます。
手術が必要になるのは全患者の5〜10パーセント程度といわれています。
手術にはさまざまな方法がありますが、最も古くから行われているのは目視によって飛び出し部分を切除し、摘出するという方法です。
約90パーセントという高い有効率を誇りますが、切開の必要があるため入院日数が2〜3週間程度と長めになる傾向があります。
一方、最近では低侵襲の内視鏡手術も普及が進んでいます。
この方法であれば入院日数は1〜5日程度で済みます。
さらに適応症状は限られますがレーザー手術であれば入院日数は1泊2日程度となり、場合によっては日帰り治療も可能です。

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